あいうえおにっき

オタクのブログです

AZUSA TADOKORO LIVE 2023〜Private Room〜 ライブとアーカイブ

 

田所あずささんのとにかく数年ぶりのワンマンライブ、「AZUSA TADOKORO LIVE 2023〜Private Room〜」に、行ってきた。

そして、アーカイブも買った。

当然、グッズもいっぱい買った。

 

 

 

 

 

 

 

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↑いっぱい買ったらサイン付きポスター当たりました。ありがとう………

 

 

 

 

 

 

 

結論から言うと、最終的には、楽しかった。

しかし、田所あずささんのワンマンライブには初参加だったので、「楽しかった」なんてものでは済まない感情が、たくさん生まれた。

それたちをつらつらと書いていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0.開場〜開演

 

テンションを上げるため直前までライブパンフレット読まんでおこうと、会場内で読む。

内容に感動しすぎてテンションは上がったのかどうか、もはや不明。感情が迷子に。

俺は田所あずささんが好きです。

開演5分前くらいからスマホの電源切ってなんとなく会場眺めてる時間、結構好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.プライベート・ルーム

 

いきなりのライブ表題曲。

この日は殺人的な酷暑だったが、青の照明と、研ぎ澄まされた歌声が会場を侵食していって、本当に体感気温が数度下がった、気がした。

子供の頃、風鈴の音で涼を取る大人に内心疑問を持っていたが、子供の頃には持ち合わせていない感性、大人でないと得られない特別な感情、そのようなものが作用して生まれている現象なのだと、この時そう思った。

それこそ風鈴の音を耳にすると夏を想起するように、これからこの曲を聴くたびに夏のことを思い出すのかもしれないな。

 

 

たった1曲の中にも激しい緩急があるように感じた。

単純な静→動→静→動の繰り返しでなく、一節の中でもわざと声を荒らげる部分を作り、真に迫るような迫力のある歌い方をされていたように思う。

特にcメロ〜落ちサビは圧巻で、音源よりも自分はよほど好きになった。このライブを通して、どの曲もcメロからのパフォーマンスが本当に印象に残った。意図的にやっていたのだろうか?

全身が強張るような感覚に陥り、気づけば掌を握り締めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.ソールに花びら

 

AL『Waver』収録曲。

この日は2階席ということで当日はよく見えなかったが、アーカイブで衣装を確認してみると、布を全身にまとい、たくさんアクセサリーを付けていて、少し祈祷師みたいだな、と思った。

この曲はおしゃれさを前面に押し出したような曲調であり、それも相俟ってなにか神性のようなものすら感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.ちっちゃな怪獣

 

AL『Waver』収録曲。

この曲でようやく、ライブセットのベールのような垂れ幕がスクリーンの役割をしていることに気づいた。

 

 

強張って声が出ないのかと思い違うほどの繊細な歌声によって、観客席にまで緊張感が伝播していくような感覚があった。

その緊張感はピアノとともにcメロでピークに達し、しかし田所あずささんだけは一気にそこから抜け出してラスサビをぶつけてきた。

まるで電撃を喰らったかのような衝撃だった。

WaverライブBDで観ていた時から好きな曲だったが、生で聴くとここまで違うのか、と愕然とした。もう暑さのことなんてすっかり忘れ、鳥肌が止まらなかった。

 

 

この曲のお気に入りポイントがもう一つ。

ピアノが目立つ曲なので、BDやアーカイブなどの映像で見ていると、電子ピアノのランプがチカチカしているのを観測できる。初めて観た時からなんとなくここが、物悲しい曲調にマッチしていて好きな部分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MC

さっきまであんな張り詰めた顔をしていた人なのに、もうこんなに早くいつもの笑顔で、いつもの笑い方で、いつもの喋りをしている。この緩急に本当にいつもやられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.リトルソルジャー

 

歌い出しでなにかトラブルがあったようで、身振りで何かを伝えていた。

どんな種類のトラブルか分からないけど、イヤモニをしきりに押さえていたから、田所あずささん起点のトラブルではきっとないけど、こういうことをどこでも言わずにライブを終えていたし、この場も歌には違和感なくさっと切り抜けていて、かっこいいな、と素直に思った。

 

 

田所あずささんの楽曲の中でおそらく最も有名な曲。それに見合った盛り上がりを見せていたが、実は自分はライブ中、席から立てなかった。

というのもこのライブ、自分がいつも行っているようなものとは違いペンライトを振らないライブだったので、勝手が分からなかったのだ。

今思えば本当になんで?なのだが、当時は本当になんとなく立てなかった。周りが立たなかったからつい同調してしまった。本当に自分の性格で良くない部分だと思う。

立たなかった「原因」は分析できるが、「理由」は今考えても分からない。

この曲から始まるブロックはそのことで頭がいっぱいで本当に辛かった。自分なりにこだわりを持って立たないならまだいいが、本当は立って盛り上がりたいのに立っていないという状況が本当に辛かった。なんで途中からでも、立たなかったんだろう。

この先もし、読んでいるあなたが同じような境遇に陥ったら、自分の心の向く方に行動することを、強く強くオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.Visual Vampire

 

この曲も継続してつらかったが、リトルソルジャーほど盛り上がる曲が続かなかったのは幸い。

リズム感がないので曲中のクラップは苦手なのだが、立っていないのだからせめてクラップは頑張ろうとか考えて、懸命にクラップをしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.ころあるこ。

 

AL『Waver』収録曲。

曲中、カメラに向かっての振りが多かったため迷っていたアーカイブ購入を決意した。

実際に購入し、視聴して、悶絶しながらブログを書いている。

 

 

「このライブのセトリは賛否があるのではないか」というような意見が、ライブが終わったあとにちらほら流れてきた。(実際に否定の意見を目にしたわけではない。)

昔の田所あずささんの楽曲にはロック調の曲が多くあったのだが、この曲が収録された『Waver』というアルバムから明らかに転換し、多くの楽曲の曲調が抑えめになっていった。

それに比例してライブのセットリストも静かな曲の比率が高くなっているので、それが合わない人から否定の意見があがるのでは、ということだ。

 

ちょうどこの「ころあるこ。」には、「昔のころあずのほうが 良かったと書かれるかもなあ けどドキドキしていたいの」という歌詞が登場するのだが、承前の意見のまるでアンサーのようにこの曲をセトリに忍び込ませているような構成が、とても美しいと感じた。

もちろん今までと変わっていることは陣営も理解しているし、それが合わない人もいることは理解しているが、「でもこれからはこれをやっていくよ!」という宣言であると同時に、「離れていく人に対して怒っているという意味では全然ないよ!」という意味も含まれているように思うし、田所あずささん自体もそういう人柄だと思う。

その人柄すらも歌詞で表しているという、ここにきての伏線回収があったのかと、一人で膝を打った。

もしかしたら全て、勝手な妄想かもしれないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MC

 

グッズのパジャマを買った人に手を挙げさせる時間があったのだが、その際に2階席は見えづらいと言っていて、少し安心した。

じゃあ自分含む2階席の一部が座ったままだったのは見えていないのかもしれないな、と。

 

ただ、次のブロックに移行する時、「こっからは座ってもいいかと思います」とも言っていて、わざわざ指定するってことは…と思ったりもした。

もし見えていたら本当に申し訳なく思う。立ちたくなくて立たなかったわけじゃないよと、伝えたいです。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.箱庭の幸福

 

直近のデジタルシングル3曲の中で、自分は一番この曲が好きだ。

理由は、終盤に向けて溜めて行って一気に解放されるような気持ちよさがあるから。

ライブで聴くと、息継ぎのために声が途切れる瞬間すらも歌声の一部であるように思えて、より鮮烈に印象に残る曲になっているよう感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8.Rest in a Stroke

 

 AL『Waver』収録曲。

座ってと指定してもらえたので心置きなく座って集中して聴けた。

リズムが気持ちよくて好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.ドラム式探査機

 

「ころあずってこの路線になったんだ」と言われるなかでは少し毛色の違う曲なような気がする。

いわゆるチル系?なのだろうか。

音楽に明るくないので何に分類されるかは分からないが、ゆったりとした感じの曲である。

この楽曲は歌詞がとても特徴的で面白い。人生で聞いたことがないような文字列が頻出する。

ライブ映えもするとてもいい曲だと自分は思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.クリシェ

 

 AL『Waver』収録曲。

本当になんとなくの勝手なイメージだけど、夕方アニメのEDになっていそうな感じがする。主人公が延々と歩いてる映像が流れるやつ。

 

畳み掛けてくるようなサビ部分がやっぱり好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MC

 

前回のライブのゲネの日に階段から落ちた話をされていたが、会場にいるほとんど全員があまり笑っていなかったのが、「この人たち本当にころあずのこと好きなんだな」という空気があって頼もしかった。面白いより心配が勝つ感じがしていた。

あと、ライブ前にMCで話すこと考えてきたんだなあかわいいなあってニヤニヤしました。

 

このMCでも次のブロックに移る時に「ここからは立って〜…」と言っていた。やっぱりそういうことなのだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11.レイドバック・ガール

 

 AL『Waver』収録曲。

イントロの1音目で鳥肌。この曲、本当に好きなんです。

「今、レイドバック・ガールを生で鑑賞しているんだなあ」という、その事実だけで感動して、少し泣いた。

 

歌っている時はこんなに繊細なのにMC中はへにょへにょしてるなあというギャップが可愛い、と思っている中でのこの「レイドバック・ガール」は、三層目のギャップであるように感じた。本当は二つを行き来しているだけなんだけど、このライブでの自分の中では、感じ方は三層目だったのだ。

 

以前観た時はその完成度に鋭利さすら感じていたのだが、今回も完成度は負けず劣らずにも関わらず、どこか余裕さを佇ませているような気がした。でもこれは多分、自分の田所あずささんに対しての感情が以前と比べ、大幅に尊敬の念が大きくなっていることに起因していると思う。

憧憬の感情が溢れていて、もう何をやっていても正しく見えている、正しく感じている、実際に正しくあって欲しいと願っている。いや、正しさの方から、田所あずさについて来い、と思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12.DEAREST DROP

 

ロックで、盛り上がる曲。

 

アーカイブで聴いていると、なぜか盛り上がりと繊細さが歌声に同居しているように感じる。

どんなに派手で盛り上がる曲でも、やはり1曲の中に緩急というものがあり、盛り上がりの前には溜めが必要だと思うのだが、この「溜め」の部分が、『Waver』以降の曲の影響で更に繊細に歌われるようになり、このように感じているのではないか、と分析している。

過去の、方向転換前の曲にも、新しい息吹が吹き込まれているような感じがして、とても新鮮だった。

 

ただ、この辺りから気持ちを切り替え心を入れ替えて、周りなんてどうでもいいから気持ちの赴くままに盛り上がるようにしていたし、盛り上がれるようになったので、リアルタイムではそんなことは微塵も感じておらず、微塵も考えていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13.スペクトラム ブルー

 

最後の時計の音がこの曲の良い部分なのに、その音と同時に拍手が起きてしまった。しかし、このパフォーマンスに対して一刻も早く拍手で応えたいという気持ちもまた分かる。分かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14.ショートMC〜Waver

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでのライブに自分はずっと、「緩急」を感じてきた。

しかし、このショートMCに緩急なんてついていない。

緩急なんてものはついていないけど、きっと嘘もついていない、真っ直ぐな「いつも、ありがとう」という言葉を、僕たちに投げかけてくれた。

そのあと即座に始まる最後の曲、「Waver」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以上の感情なんてあんのかよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうMCの段階でかなり泣いていたのに「Waver」が歌われた時にまたもう一段階多く泣いた。

前回はこの感情を表す語彙が自分の中に無くて逃げたのだが、今回もまた、そしてまだ、この感情は自分の語彙では表せないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アンコール〜

 

 

 

 

 

1.Last Thursday

 

物販にてダウンロードカードという形式で販売された曲。

ころあずさんの愛猫のラジャの曲らしい。

 

なんか権利関係とかよくわかんねえけど各々の猫の動画と共に歌詞が良い感じに出るやつでTikTokとかで空前絶後の大バズして田所あずささん本人を含む取り巻く全ての人に莫大な利益が発生したりしないかな。

頼むからして欲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MC

 

一瞬指ハートしてたの見えてなかった。撃沈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.ストーリーテラー

 

泣いたあとってテンション高くなるよね。ということでもうどうにでもなれと爆発的に叫んだ。

ここまでセトリがどうの着席がどうのとうだうだ言ってたけどやっぱライブってこれがたのしーんよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラスト.純真Always

 

ここまで溜めておいてここで田所あずささんの原点回帰かぁ〜!(原点ではないけど)、と舌を巻いた。やっぱりセトリの妙。

もうほんとに楽しすぎてもう周りのことなんてどうでもよかったなあ。

 

 

(余談だけど、誰がセトリ決めてるのか知らないけど、もしかして田所あずささんなりの、、、かも知れないな、と数日後、思ったりもした。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストMC

 

みんな揃っての挨拶でころあずさんがいつものトチりを見せてしまうんだけど(かわいいね)、神田ジョンさんがすぐさまころあずさんの方を向き直して(大丈夫、すぐ行こう。)みたいな顔で声をかけてたのが、場慣れしている感じがあってとてもかっこよかった。

 

その後ころあずさんが一人になり、笑顔で去って行ったのが、とても印象的で、胸がすく思いだった。

 

最後のお辞儀をした時の表情が、アーカイブでも髪の毛で隠れて確認できなかったのが残念である。(と思ったが、隠れているのも想像の余地があってそれはそれでいいな、とも思った。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これにて自分の田所あずささんのワンマンライブ初参加は幕を閉じた。

 

当日は疲れ果て書けず、翌日からは仕事があったため、結局1週間後の日曜日に一日をかけて書いたが、やはり鉄は熱いうちに打てと言う通り、たとえ当日の気持ちをメモに取っていても当日のアツさを取り戻すことはできないんだなあと、今回書いてみて痛いほど分かった。

 

次回以降もし何かを書くことがあれば、当日か悪くても翌日には書き始めないとな、と思った次第であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Zepp DiverCity(TOKYO)もありがと〜

【レポート】「南早紀の唐揚げはおあずけ2周年記念グッズ『南早紀シュキダー』発売記念イベント」レポ 〜「南早紀ダイエット」の実証と効果について〜

 

 

 

時は2021年、6月。

 

 

 

ニコニコチャンネル「南早紀の唐揚げはおあずけ」という番組の、2周年記念グッズの制作が発表された。

 

 

 

 

 

 

↑ビジュアルやば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京カレンダーという雑誌をパロディしているらしい(読んだことがないので分からない)

 

 

今回はその雑誌の発売記念お話し会、いわゆる接近イベントについて書いていきたいと思う。

雑誌の中身もめちゃくちゃいいので気になる人は是非買ってください。

 

 

 

 

 

Ep.1    購入

 

 

 

 

 

最初の購入はキャラアニというサイト。

ここでの予約者限定でブロマイドにハンネとサインを描いて送ってくれるという特典つき。

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ハンネは「waon」なのだが、どうやら申請をミスったようで、本名の「よしむら」に。でも、より家宝感が増した気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋葉原アニメイトゲーマーズでの購入限定でのお話し会の開催が決定し、私は早速秋葉原へ。

 

 

 

まずは駅近のゲーマーズ。すぐ見つかる。どうやら2冊以上買うとその購入数n回分参加できるようだ。

しかし、キラキラした声優さんとそんなに話すことなどないと理解している私は1冊の購入に留める。決してお財布事情ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづいてアニメイト

 

 

 

 

探す。

 

 

 

ない。

 

 

 

 

 

ない。

 

 

 

 

 

ない。

 

 

 

 

 

見つからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

探しても見つからない。

なぜだ?

 

体感1時間程度探したが見つからない。売り切れたか?しかし公式Twitterへ飛んでもそのような情報はない。

店員さんに聞くか?いや、「南早紀シュキダーどこにありますかぁ〜?」など恥ずかしくて聞けるわけがない。「南早紀シュキダー」というタイトルが裏目に出た結果だ。

 

 

 

 

 

 

 

仕方がないのでその日は一旦探すのをやめ、後日同じアニメイトに訪れると、びっくりするほど簡単に見つかった。あの時間はなんだったんだ

 

 

 

 

 

 

 

予約したのはゲーマーズ一部(最初の部)、アニメイト四部(最後の部)

接近イベントが初めてだという南早紀さんの接近イベントの最初の部を予約することで、まだオタクの対応に慣れていない南早紀さんを体験できるし、最後の部を予約することで、少し慣れ始めた南早紀さんを体験することができるという考えである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ep.2    会話考察

 

 

 

 

購入した日からお話し会で話すことを考え続けていたのだが、まあ、ない。

そもそも当たり前だが声優さんと話すことなど日頃の感謝を伝える以外何もないのだ。

 

 

 

そこで私は、ある考えにたどり着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「無理やり話題を作るためにダイエットしよう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがタイトルにある「南早紀ダイエット」である。

 

ダイエット前の私は174cmほどでありながら、最高体重83kgを記録していた。控えめに言ってデブ。

10kg程度落としたら自慢になるのではないか。そう考えた私はその日からダイエットを開始した。

 

壮絶な体重メモがこちらだ↓

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メモを残そうと思ったのは途中からな上、メモを取るのを忘れた日も、そもそも体重測定しない日もあったので、断続的な記録ではあるが、最終的に70kgまで落としたという証明にはなるだろう。

途中、明らかにダイエットを挫折している期間がちょくちょくあるのには目を瞑って欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして私は見事ダイエットに成功し、まだ小太りの範囲ではあると思うが無事マイナス10kg以上の成果を上げることに成功したのだ。

声優さんのパワーというのは凄まじいものがあり、というのも私は多数のデブのご多分に洩れず何回もダイエットに挑戦しては失敗する日々を繰り返していた。

数日ダイエットしてはホメオスタシスの作用により体重が落ちなくなり「落ちないならもうどうでもいいや」と自暴自棄になって暴飲暴食を繰り返した結果が83kgという数字に現れてしまった。

このダイエット停滞期を支えてくれるのが声優さんパワー。今回で言うと南早紀さんパワーである。

 

 

心の中で「名付けて南早紀ダイエットやあ〜」なんていって半分ふざけていた私ですらこんなに心の支えになるとは思っていなかった

自分で思っているより女性声優という文化に傾倒しているのを実感する結果となった。

 

 

 

 

 

南早紀さん、僕の心の中に何度も登場していただき本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ep.3    Day1 ゲーマーズ

 

 

4/23(土)、いよいよこの日がやってきた。

ゲーマーズにて行われる南早紀さんの接近イベントの記念すべき1回目だ。

 

入場を済ませてイベント開始、南早紀さんのミニトークコーナーを挟み、ついにお話し会が開始された。

自分はおそらく15〜20番目くらいで、一人30秒ということで待ち時間が発生する。パーテーションは立ててもらえるが別室へ行くわけではないので、他の参加者と南早紀さんとのトークは結構聞こえる。

私はこの時間を利用して話す内容を一字一句決めようと脳内お話し会を開催。

 

1人め。

脳内ではとっくに終了しているのだが、実際は10秒ほど時間が余っていた。

 

 

長い。

 

 

 

30秒というのは思ったより長いのだ。

変な空気になって沈黙というのだけは避けたかったので、長さを調節して2人めでも開催。

 

 

 

 

 

いや、長い。

 

 

 

 

まだまだ時間が余る。

30秒という時間の貴重さを実感。

タイマー鳴っても粘ってるオタクすげえ。

しょうがない、禁じ手だが「あの〜」とか「その〜」で時間を稼ごう。3人め。

 

 

 

 

ようやく成功。

もし早めに来て一人目だったら終わっていた。

4人目からはようやく「何を話しているか」に集中でき、趣味が悪いかもしれないがオタクと南早紀さんとの会話を楽しませてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ来る自分の番。緊張はピーク

以下は覚えている限りの内容。

 

 

 

 

 

 

僕「こんにちは〜」

 

南早紀さん「こんにちは!」

 

僕「お洋服かわいいです!」

 

南早紀さん「ありがとうございます〜」

 

 

僕「あの〜実は、その今日は南さんにやってもらいたいことがあって、僕、このイベントのために10kg痩せて来たんです!」

 

南早紀さん「えっ?!すごい!」

 

僕「なのであのよければ褒めて頂ければなと思いまして…」

 

南早紀「お名前は何で言うんですか?」

 

僕「えっ?!あっ、あのwaonと申します…(小声)」

 

南早紀「すみません、もう一度!」

 

僕「あっ、waonです…(しどろもどろ)」

 

南早紀「ん〜…?」

 

僕「waonです!(できるかぎりはっきりと)」

 

南早紀さん「waonさん?」

 

僕「はい…(何度も聞き直させて申し訳ないと言う気持ちと、キモオタすぎて申し訳ないと言う罪悪感)」

 

南早紀さん「わかりました…『waonさん!10kg痩せられて、偉いぞ!』(声作ってくれた)」

 

僕「はああありがとうございます!…であのその実は来週のアニメイトさんでやるイベントにも行く予定でして、もしあと3kg痩せられたらその時も褒めて貰えますか…?」

 

南早紀さん「(なんて返答されたか忘れたがとにかく肯定の言葉を下さった)」

 

僕「ありがとうございます😭!(ここでタイマー)」

 

 

僕「じゃああの、本当にありがとうございました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近すぎる

 

 

 

接近イベントってこんな近いの?

顔が美しすぎて直視は無理だ

某100万ライブではアリーナ何列目でやべーとか言ってるのにこの近さは犯罪

ここでしかできない体験を全身で浴びて謎の手の震えとニヤニヤが止まらず、秋葉原の街中をマスクを抑えながら駆け抜けた。

こんな幸せなイベントあっていののか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ep.4    Day2 アニメイト

 

ゲーマーズ回で3kg痩せるという約束をしてしまったので、いよいよ本気のダイエット。

土曜日はその後オールをしたため何も食べず、明けて日曜日はセブンのレンジであっためる野菜鍋とハイボールを4杯ほど、しかしこのハイボールが悪手で、なんと600gほど増えてしまった。

このままでは3kgなんて無理だ。そう考えた自分は今まで2食だったのを1食に減らし、今まで1000kcal目安だったのを500kcalに。

その結果、前回イベント測定時72.6→70.0まで減量。朝に測定したので15:30イベント開始まで何も食べなければあと0.4kgくらいは痩せてると信じたい…ということでイベントでは成功を報告することにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後の接近イベント本番。

 

 

ミニトークコーナーで南早紀さんから、「もう今後二度とお話し会なんてないと思うから、最後のチャンスですよ!」とアナウンスが。

事前に決めていた話す内容に次回を要望する文言を入れていたのでやばいと思ったが、今回は順番が早めで修正が効かず…以下、内容。

 

 

 

 

 

 

僕「こんにちは〜」

 

南早紀さん「こんにちは〜」

 

僕「あの、先週のイベントで「このイベントのために10kg痩せた!」って言ってたものなんですが…」

 

南早紀さん「あ〜!3キロ!どうでしたか?!」

 

僕「あっ(覚えていてくれたことに至上の喜びを感じる)」

 

僕「痩せてきました!」

 

南早紀「え〜すごーい!」

 

僕「それであの、でも実は僕、学生の頃はさらにもう10kg痩せてたんですよ(事実)」

 

南早紀「ええっ!」

 

僕「それであの、僕がもっとダイエットできるよう、是非第二弾、あったらいいななんてアハハ…」

 

南早紀さん「すみません、お名前は…」

 

僕「あっ!waonと申します!(今度は一回で済むようはっきりと)」

 

南早紀さん「waonさん!」

 

僕「はい!」

 

南早紀さん「それじゃあ…『waonさん!10kgダイエットしたのは偉いけど、痩せ過ぎはよくない!もっと食べていいよ!』(声を作っていただいた)」

 

僕「(褒めてくれるという約束まで覚えてくれていたのと、実際に褒めてくれたのに対して)ありがとうございます!😭」

 

南早紀さん「ほんとに痩せ過ぎはよくない!今でも十分かっこいいですよ!」

 

僕「!?!?!?!?!?(推しから「かっこいい」という言葉をいただき、現実と夢想の区別がつかなくなり以後の記憶が消失)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も手の震えが止まらず、今度は脳の震えも止まらずふらふらしながら街中へ。

振り返ってみると自分気持ち悪いな。

 

 

 

 

 

 

3kg痩せるために正直尋常じゃないダイエットをしており、立ち上がるとかなりの頻度でふらついたりとか、不意に手に若干の痺れが訪れたりとか、明らかに体に異常をきたしてきて、イベントが終わったらもう即マクドナルドに駆け込んでチートデーにしてやろうと思っていたのですが、あまりの衝撃に空腹は消し飛びました。まさか食事以外の方法で空腹を解消できるなんて思ってもみませんでした。

 

 

 

 

今はとにかく座ろうと駆け込んだマクドナルドで、頼んだメニューに手を付けず1時間半ほどこのブログを書いています。

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まあ自分の顔はまじで取り立てて良いところは別にないので、明らかにお世辞なのですが、しかしお世辞でもやっぱりファンを喜ばそうと言ってくれるその気持ちが嬉しいというか…もっと頑張ろうという気持ちになったというか…一生応援します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

マジで気持ち悪い自分の語りは置いておいて、南早紀さんはファンを第一に考えてくれる本当に素敵な声優さんなんです。

読んでくれている人にはそれを伝えたかった。

接近イベント2回目を望んでしまったけれど、やっぱり自分はキモオタであまりそういうイベントには積極的にお金を落とすタイプではないので、これからはその他の活動をめいいっぱい応援していこうと思いました。

ポテトはシナシナでした。

 

 

 

 

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【田所あずさ LIVE Blu-ray発売記念 「AZUSA TADOKORO LIVE 2021 〜Waver〜」 1日限りのスペシャル上映会&トークショー】鑑賞記

 

他人だけど、他人じゃないーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

田所あずさ LIVE Blu-ray発売記念
AZUSA TADOKORO LIVE 2021 〜Waver〜」
1日限りのスペシャル上映会&トークショー

 

午後の部を、見に行ってきた。結論から言うと号泣した。

 

 

 

実は当時の無料ライブ、自分の怠惰さと、既にファンではあったが今のように傾倒していなかったというのもあってアーカイブすら観ていないので、今回が初鑑賞である。

既にBDは購入していたが、初見は劇場でということで開封せず会場へ。

 

 

 

会場はユナイテッド・シネマ豊洲

席番号はH列12番

会場全部で縦は15列、横は23席で両方ともちょうど真ん中だと気づいたのは席に着いてからだった。

劇場ということで通路を挟まないA〜D列はあまりにも壇上に近く、少し羨ましくもあったが、鑑賞という点においてはこれ以上ない席だろう。

 

 

 

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↑入場時にアンケート用紙とブロマイドを受け取る。これだけで来た価値はあるかな

 

 

 

トークコーナー〜

 

田所あずささん、作曲・編曲家の神田ジョンさん、作詞家の大木貢祐さんの三人が登壇。

司会の方が御三方に質問して行ってコメントを引き出す方式のよう。

 

神田ジョンさんがアルバムのこだわりを聞かれ、「アルバムのこだわりはドラムの打ち込み。アルバムのコンセプトである【ゆらぎ】を意識し、打ち込みには聞こえないよう完璧に合わせず敢えて少しズラしを生じさせた。」と言っていて、このコメントも非常に印象的。しかしその後田所あずささんが即座に「じゃあもう神田さんが弾いたようなもんだよ」と返した部分が、上手い返しだなと感心した。

 

ドラムそれ自体は叩いてないが、音を作るという行為は確かに同じだな、自分では思いつかない鋭い視点だな、そして、もし自分が打ち込みをした人間だったなら、この返しは嬉しいだろうな、と一石三鳥的なコメントだった。

失礼ながらこんなコメントをするイメージはあまりなかったので、少し感銘を受けた。

 

 

 

 

これを受けてか、アルバム以前と以後で変わった部分という話の流れで、作詞の大木貢祐さんが田所さんのことを「アルバム発売以前よりもいいコメントをするようになった」と評していたのも印象的だった

【ゆらぎ】というコンセプトを曲で表現した神田ジョンさん、それに対し上手いコメントを返した田所あずささん、そのコメントに高評価をつける作詞家の大木貢祐さんという流れが、コントの伏線回収のようで美しかったなと自分は感じた。

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↑今日を共にしたWaver Tシャツ。ゆらぎがテーマらしい。みんな驚くほど着ていなかった

 

 

 

 

トークコーナーで印象に残ったのはもう一つ

新曲「箱庭の幸福」の話になり、その曲に対しての大木さんのコメント

 

「共感する曲を書くのは簡単。だけど大事なのは、共感じゃない部分をどう書くか。新曲はそういう部分に触れているので楽しみにしててください」

うろ覚えだがこういう旨のことを言っていたと思う

 

 

 

自分は日頃からファンとしてどのように声優を応援していくか気にしている部分があるのだが、このコメントを聞いてなんとなく、自分は自分で良いのかなと思った

声優さんたちは共感を歌っているわけではないし、僕たちも共感を歌って欲しいわけじゃない。

僕にファンサをくれるから応援しているんじゃなく、ファンサをくれるその精神性に、この人のファンで居てよかったというような種類の悦びを感じているんだなと、そう思った。

 

 

 

 

〜ライブコーナー〜

 

ライブコーナーと言っても過去に配信ライブとして開催した【AZUSA TADOKORO LIVE 2021~Waver~】をそのまま上映するだけだが、どんな金持ちでもせいぜい鑑賞環境はプロジェクターが関の山、映画館で鑑賞する機会は今回が初で、今回限りだろう

先述のように当時のアーカイブは未鑑賞なので、初見が映画館というある意味レアな人種になれたのではと今はそう捉えている。

 

 

 

 

1曲目:レイドバック・ガール

レイドバック・ガール

レイドバック・ガール

 

アルバムでもオープニングトラックを務めるこの曲、一番好きだという方も多いのではなかろうか。

かくいう自分も、表題曲の『Waver』に次いで好きな曲だ。

全体的に漂うレトロ感、Cメロの「わたしの目を見て言えるの」の部分、そして田所あずささんの色気のある歌声が特徴的。

 

 

衝撃という意味では、今回一番受けたのはこれだった。

 

 

歌声と表情と、映像と、ステージの照明が渾然一体となって、洋画のワンシーンのようであり、場末のショーのようでもあり、大観衆の中のスターのようでもあり、街中のカラオケのようでもあった。

一番よりも二番、二番よりも大サビと、どんどんパフォーマンスを上げていった田所さんが素晴らしく、思わず拳を強く握っていた。この興奮を今すぐ誰かに話したくて、しょうがなかった。

 

 

田所さんの魅力は数多く、トークの緩さや、ファンへの真摯さ、意外と毒舌なギャップだったり、もちろん顔立ちやスタイルも魅力の一つだと感じている。でもやっぱり、一番の大きな魅力は、このパフォーマンスの素晴らしさなんだと、再認識した瞬間。やっぱり田所あずささんの歌が好きだ。

これからも応援しようと、そう思えた。

 

 

 

 

 

2曲目:ちっちゃな怪獣

ちっちゃな怪獣

ちっちゃな怪獣

 

出だしのピアノと、そのピアノだけを背負った準アカペラの歌唱部分が強い曲。

繊細なピアノに繊細な歌声、でもどこか力強い。そんな印象を覚えた。

 

こういう穏やかな曲で顕著に出るが、田所さんの歌声は音源よりライブで伸びが良いことが多々ある。力強さはそういうところから出ているのではないかと思う。

声を絞り出すような表情も魅力的で、伸びのいい声と合わせ少しウルっとくる。儚さと力強さを見事に両立し調和させているのが圧巻。

 

 

 

 

3曲目:死神とロマンス

死神とロマンス

死神とロマンス

 

一転して少しアップテンポなナンバー。

今まで握りしめていた拳が緩むような曲。

 

ぴょんぴょん跳ねる田所さんが可愛い。

とにかく可愛い。

動くたびに髪が乱れるので、ひと段落したところで耳に髪をかける仕草にやられる。

 

アウトロで笑顔を振りまくのもやばい。

にこにこで可愛い。

本当に好きだ。

 

 

 

 

4曲目:ヤサシイセカイ

ヤサシイセカイ

ヤサシイセカイ

 

TVアニメ『神達に拾われた男』のタイアップ曲。

シングル先行の曲である。

正直アニメは見ていないが、曲自体はかなり好きだ。

 

曲名通り優しく歌う曲だがサビには雄大さを感じる。

田所さんの歌声には二面性を感じることが多い気がする。それもゆらぎなのかな、とかそういうことを、聴きながら考えていた。

 

 

 

 

5曲目:いつか暮れた街の空に

いつか暮れた街の空に

いつか暮れた街の空に

 

しっとりと聴く曲。

白とオレンジの照明を背負ったせいで映像的に白飛びする田所さんになんとなく儚さを感じる。

いつもの困り眉を横から見るとこんな感じなんだな。可愛いな。

 

 

 

 

6曲目:クリシェ

クリシェ

クリシェ

 

フランス語で「常套句」の意らしい。

 

サビ前からの転調と、畳みかけるようなサビが脳裏にこびりつく曲。

 

この曲で気づいたのだが、田所あずささんは全ての曲で落ちサビのクオリティが非常に高い。

プロの技を感じる。

 

 

 

 

---MCパート---

いつものグダグダ感を醸し出し、田所さんが笑うのにこっちまで釣られて笑う幸せ空間。

緊張している田所さんが寝付くまで、地元の友達が『うまぴょい伝説』を歌っていたらしい。そんな話ミリオンライブでも聴いたような気が…

場所がどこでも田所さんの扱いはみんな同じなんだなあ。

 

 

 

 

7曲目:ソールに花びら

ソールに花びら

ソールに花びら

 

イントロが耳に残る曲。

 

さっきまでのへにゃへにゃモードから急にキリッと歌い出すからこっちがついていけない。これもゆらぎか。。。

 

デジタルチックな鋭さを含む曲なので、歌い方もメリハリを付けているように感じた。

「叶わない 幸せの定義 変えなくちゃ」と言う歌詞が自分は好きです。

 

 

 

 

8曲目:Rest in a Stroke

Rest in a Stroke

Rest in a Stroke

 

田所さんが歌わず、音源を流す部分がある曲。

機械と生声のデュエットのようで、これもゆらぎを感じるような部分。

本来ありえない田所さんと田所さんのかけあいを楽しめた。

 

 

 

 

9曲目:Visual Vampire

Visual Vampire

Visual Vampire

 

『ヤサシイセカイ』のカップリング。

クラップ曲だが、劇場なので誰もクラップせず。

 

バンドメンバーが楽器を弾いているところに田所さんがちょっかいを出しにいく演出があるのだが、いたずらっぽい表情でベースの弦をべんべんと触る田所さんが可愛すぎた。

 

メンバーの担当楽器と名前が空中に文字で出る演出が三次元と二次元の融合という感じ。バーチャル空間のような演出で面白かった。

 

 

 

10曲目:徒然恋愛サバイバー

徒然恋愛サバイバー

徒然恋愛サバイバー

 

エッジの効いた歌声加工が非常に印象的な曲。

ロックナンバーと言っていいのかな。

 

ノリノリで頭を振る田所さんの髪がサラサラ。少し露出度の高い黒い衣装と相乗効果を生んでいる。

 

本日登壇した神田ジョンさんのギターソロがあるのだが、素直にかっこよかった。壇上では椅子で遊んでいて少しだらしないなと思ってたけど。

 

Cメロで田所さんのがなりというかシャウトというか、があるのだが、これが凄い。今日何度目か分からないが、その迫力に舌を巻いた。

声出しありだったら確実にUOを折っていただろう。

 

 

 

 

11曲目:ころあるこ。

ころあるこ。

ころあるこ。

 

少し異色な、田所あずささんの二面性を表したような曲。

 

簡単に言えばツンデレ曲なのだが、デレの部分の笑顔がガチ恋距離で映像に映し出され、あまりに可愛すぎて一瞬で好きになる。

 

大画面だったので何倍か増しだった。

 

 

 

 

12曲目:Waver

 

Waver

Waver

 

 

曲に入る前、田所さんの独白というか、Waverを作った感想というか、そう言う部分があるのだが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで大号泣。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファンと自分の関係性の話を、田所さんなりに考え、田所さんの言葉で、僕たちに伝えてくれる時間。

 

自分はファンが望む自分にはなれないし、ファンも田所さんがコントロールできるようなものではない。でも、そんな中でも、自分のことを歌にしたらファンは歌として分かってくれるんだ、そういう手段なら自分を伝えられるんだなと感じた、そしてファンたちも、感想という形でなら田所さんに「届いたよ」と伝えられるんだな、そうやって僕たちと田所さんは通じてるんだな、というような話をしてくれた。

 

 

この話の中に特別に何か感動を誘うような文言があったわけではないが、いつもファンと向き合ってくれている田所さんが言うから、自分はすごくすごく重みを感じた。

何を考え、何を思ったのかなんて、普段は滅多に伝える機会がないけれど、何かに際し、感想という形でメッセージを送ると、それがファンの一人一人として田所さんに伝わるんだ、と、自分はその時に気がついた。

田所あずささんなりのファンとの向き合い方を、今改めて知った気がした。

 

 

 

「結局、私は自分の人生しか分からない。みんなの願いを叶えることはできない。だからと言って、みんなと自分を全部切り離して考えることは出来ない。他人だけど他人じゃない、そういう複雑さがいいんじゃないかと思ってます」

そう言った田所さんの目は少し潤んでいるような気がして、自分は決壊した。

 

 

 

 

 

先述の通り、自分はオタク的応援というものがあまり得意では無い。

Twitterのリプライを送りまくるのは傍目に気持ち悪いのではないかとか、ライブ中に名前を叫んだりは迷惑なんじゃないかとか、そういう余計なことばかり考えている気がする。

でも、声優さん方は、そういうのがひっくるめて応援だと思ってくれてるし、きちんと応援として受け取ってくれているのも、各所で発言してくれているので、もちろん知っている。

自分の考えでは声優さんが不快になることだけはしたくないのでそのような行為は控えているのだが、それが力になるのならやらないのはマイナスな行為なんじゃないかとか、考えがグルグル回ることが多々ある。

 

 

 

 

しかし田所さんは今回、田所さん自身とファンは「切り離せない部分がある」と話してくれた。

つまり、自分たちも、田所さんと切り離せない部分を持っていいと、そう言ってくれているのだ。

 

 

 

確かに他の応援行為に例えると、プロ野球を応援しているファンが球団のことを「ウチの球団」と呼んだり、俳優がボランティアや寄付などの慈善事業を行うとなんとなく自分まで誇らしくなったり、逆に応援してる人が傷付いていると自分まで悲しくなったり、炎上なんかしようものなら自分が非難されている気になる。

そのような、自分と応援対象の境界が曖昧なことが多々あるのだ。

 

 

 

田所さんはこの「応援しているファンの自分」を力強く肯定してくれていると、自分はそう受け取った。

 

 

田所さんの魅力の一つに、「感情をしっかり伝えてくれる」という部分がある。

先述、上手いコメントをして失礼ながら驚いたと書いたが、田所さんのコメント自体は、どんな媒体でも毎回気持ちがとても伝わってきて、上手い言葉ではないのかもしれないけど、自分はすごく素敵なものだと思っていた。

剥き出しの感情をそのままぶつけてくれるような、心の底から思っていることを言ってくれているような、そんな気持ちが感じられて好きだ。

 

 

何ヶ月か越しに受け取ったそんな田所あずささんの言葉を大事にして、これからは絶対もっともっと応援しようと、泣きながら強く決意した。

 

 

 

この話の一節で、「ファンのみんなが感想をイラストやブログにしてくれていて嬉しかった」、と言っていたので今回ブログを書こうと思い立った。

冗長なだけでつまらない文章になっているかもしれないし、どれほどの人が読んでいるのかも分からないけど、自分の気持ちの備忘録として、ずっと置いておこうと思う。

 

 

 

曲自体は泣いていてあまり覚えていないが、滲んだ視界の中でやはり顔を歪めて一意専心で歌う様子は強く強く心に残った。

またBDで何度も楽しもう。

 

 

 

〜まとめ〜

行って良かった。心の底からそう思った。

本当にありがとうございました!

 

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